行 程 |
場所;北海道 夕張市 登山ルート;左股沢橋手前駐車場→冷水コース→望岳台→吹き通し→夕張岳山頂→往復 標高; 夕張岳 1,667.7m左股沢橋5:29〜11:15夕張岳山頂(山頂休憩25分) |
山行日 |
平成22年7月17日(土) |
天候 |
出発間際に小雨上がる。曇りのち晴れ。無風。 山頂には終始ガス。 |
コンビニ情報 |
新夕張市街にある。その先は無い。セブンイレブンがあった。 |
登山口までのアプローチ |
@国道452号線を北上し,シューパロ湖を右に見て進み,最初の橋(白銀橋)を右に進む。ここに夕張岳への道標があるので安心できる。 A所々に設置されている道標に導かれ,ペンケモウパロ川に沿う林道をひたすら走る。途中まで舗装道路だがすぐに砂利道になるが,良く整備されていて乗用車でも十分走行可能。 B白銀橋からしばらく走行すると一つ目のゲート(夕張岳夏季登山期のみ開放)がある。このゲートから先は大型バス通行禁止の看板あり。 C一つ目のゲートから4.5kmほどで左股沢橋に到着する。 D左股沢橋から200mで車両通行止めとなり,入林ポストが設置されている。ここが登山口である。 |
駐車場 |
左股沢橋手前に6台程度。下記トイレの画像参照。 左股沢橋を越えて登山口手前に20台前後。それ以外は路上片寄せして駐車していた。(10台程度) |
トイレ |
左股沢橋手前の駐車場に仮設トイレ(汲み取り式)1穴あり。当然臭かったが,よく清掃されていた。ハエなのが多いので,殺虫剤必需品。 青い車の奥にある赤い屋根が仮設トイレ。 なお,登山中には無い。夕張岳ヒュッテにはあると思うが詳細不明。 |
水場 |
「冷水の水場」,「憩沢の水場」,「蛇紋岩崩壊地と湿原お花畑の間に2箇所」の合計4箇所がある。 冷水の水場と蛇紋岩崩壊地を過ぎ湿原手前2箇所の内「上の水場」は冷たくて美味しい。どちらにも三角看板設置有り。 下記左写真「冷水の水場」 中写真は「湿原手前最初の水場」右写真は「湿原手前二番目の水場」 |
避難小屋 |
夕張岳ヒュッテがあるが,冷水コース上にはない。冷水コースと馬の背コース分岐から5分程で着くようだが,詳細不明。 |
登山口,登山道 |
登山口; トイレのある駐車場から200m進むと車輌止めゲートがあり,ここに「入林ポスト」が設置されている。この記録では,ここを登山口とした。 この先も夕張岳ヒュッテまでの林道が続いているが,一般車は通行止め。 登山道; 全体にハッキリと道が付いているので,迷うところは全くない。先が見えない濃霧の時は吹き通しで道を見失う可能性あるかもしれないが,進入禁止のロープがあるので道を外すことはないと思われる。 ただ,有名な山の宿命かもしれないが,登山道はほとんどが露岩で歩きにくく,段差の多いところもあり,登山道だけを見れば,東北北部の登山道のような自然観がない。 登山道中で,唯一やや緊張するところは望岳台から憩沢までの区間(前岳のトラバース)だろう。 (国土地理院の地形図を基に登山道,水場情報を作成しました)←クリックで拡大します。が,ファイルサイズが1.5メガあります。 ←クリックで拡大します。が,ファイルサイズが1.5メガあります。 |
山頂情報・展望 |
山頂情報;夕張岳山頂は15人前後で一杯になる。登山者が多い場合には,山頂直下に神社のあるところが,広場になっていて休憩に適している。風も避けられるようだ。 山頂展望;ガスで展望がなかった。芦別岳が見えるのかな。 |
その他 |
その他; 登山届け;車両通行止めゲート脇に「入林ポスト」が設置され,登山開始と下山時間を記入。 温 泉; 千歳インターゴルフ 千歳(せんさい)乃湯えん 年中無休 〒066-8660 北海道千歳市真々地3丁目1−1 電話番号(0123)40−1031 営業時間 11:00〜23:00(受付終了22:30) 浴室及び浴槽は広さ十分で満足できる。露天風呂も満足できる広さあり。 休憩所は小さいが無料(食事処と兼ねているので少し気が惹ける) 洗面道具(シャンプー,石けん)は持参だが,館内でも販売している。シャンプーは40円だった。 道の駅;千歳サーモンパーク。 後泊に利用したが,多数の車輌が泊まっていた。トイレの数が少ないが,車中泊としては安心できそうな雰囲気があった。 途中咲いていた高山植物等(夕張岳見られた花一覧はこちら) アラシグサ,イブキトラノオ,イワイチョウ,イワオウギ,イワブクロ,エゾグンナイフウロ,エゾタカネツメクサ,エゾノウサギギク,エゾノシモツケソウ,エゾノリュウキンカ,エゾノレイジンソウ,エゾヒメクワガタ,エゾホソバトリカブト,オオウバユリ,オオタカネバラ,オオバタケシマラン,オオバミゾホオズキ,オニシモツケ,カトウハコベ,カンチコウゾリナ,キソチドリ(ホソバキソチドリ?),キバナコマノツメ,クモマユキノシタ,クルマユリ(蕾),コウメバチソウ,コバノイチヤクソウ,サマニヨモギ,サンカヨウ(果実),シオガマギク,シナノキンバイ,シラネアオイ,タカネナデシコ,タカネニガナ,チシマキンレイカ,チシマノキンバイソウ,チングルマ,テングクワガタ,トウゲブキ,トモエシオガマ,ナガバキタアザミ,ハイオトギリ,ハクサンチドリ,ホソバツメクサ,マルバシモツケ,マイヅルソウ,ミソガワソウ,ミヤマアキノキリンソウ,ミヤマウツボグサ,ミヤマオグルマ,ミヤマオダマキ,ミヤマキヌタソウ,ミヤマキンポウゲ,ミヤマダイコンソウ,ミヤマリンドウ,ムカゴトラノオ,ヤマハハコ,ヤマブキショウマ,ユウバリアヅマギク,ユウバリコザクラ,ユウパリソウ,ユキバヒドダイ,ヨツバシオガマ,ヨブスマソウ,ワタスゲ, 計63種 不明種を含めると65種以上見られたが,時間が足りなくてじっくり観察できなかったので,チョッと物足りなかった感が否めない。 チシマノキンバイソウとシナノキンバイの見分け方 花の内側にある花弁の長さが、チシマノキンバイソウの花弁は雄しべと同長かやや短い。シナノキンバイは雄しべよりずっと短い。 |
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