ショウゲンジ(Cortinarius caperatus)

きのこ観察記録

 一目見ただけでフウセンタケ属と認識するぐらいに、いかにもフウセンタケ属らしさがある。ところが、フウセンタケ属は見た目に似たものが多くて、同定をするにはその道のベテランでも困難を伴うようだ。そんな中、このショウゲンジは比較的に見分けがつきやすいきのこといえると思っている。
 特徴はフウセンタケ属には珍しいと思われる、傘の表皮に白カビのようなものが付いているように見えることだ。これの正体は、外皮膜の名残りの白色絹状~帯紫色絹状のつやのある繊維なのだが、この絹状皮膜は老成すると消失すると図鑑に記述されている。
 フウセンタケ属で注意することは、昔からフウセンタケ属は「毒キノコがない」と言われていた時期があるが、今は毒キノコが発見されているので、むやみに試食などをしないことだ。

[2024年(令和6年)11月04日] 阿武隈山地

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