オオシロカラカサタケChlorophyllum molybdites

きのこ観察記録

東北圏ではかなり珍しいと思われるきのこだ。福島県中通り、浜通りや宮城県仙台市などで観察されているが、観察件数は少ないと思われる。もともと熱帯から亜熱帯に分布するキノコだが、地球温暖化の影響で日本でも分布を北上させているとのことである。一方で関東以南・以西の畑土などが運び込まれた中にオオシロカラカサタケの菌が混じっていたのではとの見方も少なからずある。
オオシロカラカサタケは強い毒性を持ち、摂取すると嘔吐や下痢などの激しい胃腸症状を引き起こすといわれている。食用キノコのカラカサタケと似ていることから誤食に注意が必要だろう。
カラカサタケの仲間で、このオオシロカラカサタケだけの大きな特徴がある。それは胞子紋が汚緑色なことだ。きのこが成熟するとひだが汚緑色なってくる。

[2017年(平成29年)08月23日] 矢吹町

肉は傷つくと淡橙色-桃色に変色する。柄の切断部分が淡橙色に変色しているのが見てとれる。

ひだが胞子の色で汚緑色になっている。

胞子紋をとると汚緑色なのがよくわかる。

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