ヒロハシデチチタケ(Lactarius circellatus f. distantifolius )
ベニタケ科カラハツタケ属

ヒロハシデチチタケ

ヒロハシデチチタケ[2022年(R04)05.19] 牡丹園

例年はそれなりにきのこが発生している時期なのだが、今年はどこのマイフィールドもきのこの発生が遅いようだ。
牡丹園に「もうきのこ出ているぞ」と思って行ったが気配が全く無しだった。牡丹園の最深部まで行くと直径1.5mほどの盛土上にヒロハシデチチタケが群生していた。こんな状態で発生しているのを見るのは初めてだった。日差し除け白ビニル傘と手持ち照明をセットし、肩掛けのカメラケースからカメラを出そうとしたら「アァ~ッ!!カメラケースがぁ…!車に忘れきたぁ」 止む無く白ビニル傘も手持ち照明もしまい込み車に取りに戻った。結局牡丹園のきのこはこの1種のみだった。
胞子を検鏡するつもりだったが未熟子実体だったのか見つけられなかったのが残念だ。
今回の子実体は乳液が多めに出ていたが、小さめの子実体は乳液量は微かだった。

かなり色の黒いタイプもあった

ヒロハシデチチタケ[2019年(R01)06.13] 牡丹園

今年もいつもの場所にいつものように発生していた。
撮影時に露出をアンダーにしすぎたので、画像補正したが失敗作になってしまった。

ヒロハシデチチタケ[2017年(H29)10.04] 空港公園野外施設

ほとんどが乾燥きのこ状態でぽつぽつとしか発生していなかったが、このきのこだけは新鮮な子実体が散生していた。
上から7枚目の画像のカラー調整が上手く処理できない。乳液が黄色く見えてしまっている。ひょっとして黄変したのだろうか。とするとヒロハシデチチタケの類似種かなぁ?

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