アカジコウ(Boletus speciosus)
イグチ科ミヤマアミアシイグチ属

きのこ観察記録

アカジコウ[2016年(H28)08.19] 第2回菌類調査

最近、アカジコウは複数種あるらしいとの見解があるようなので、広義のアカジコウとする方が良いのかもしれない。
イグチ類が数種発生していたが、ほとんど老成したものばかりだった。
このアカジコウも倒れかかっていた。というか傘が巨大化して倒れないように傘の縁で支えている状態だ。傘径が15㎝前後あった。

アカジコウ[2015年(H27)07.29] 宇津峰山

傘表面のボコボコ感がちょっと気になるが、管孔を傷つけても変色しないのと切断面の様子からアカジコウとした。シワチャヤマイグチも検討したが、広義のアカジコウとして掲載することにした。
発生時に眺めているときは地味な感じのきのに見えたが、手に取ってみると傘や柄が黄色できれいなきのこだった。
胞子紋は帯オリーブ黄土色かな。新版北陸のきのこ図鑑では黄土色、原色日本新菌類図鑑ではオリーブ色と記述されているが、その中間のような色合いだった。

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